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Dynamics 365 Business Central v28・v29の更新ポイントとアップグレード準備

Dynamics365 BC

Dynamics 365 Business Centralは継続的に機能が更新されています。バージョンアップでは新機能の確認だけでなく、既存の連携やカスタマイズが引き続き利用できるかを事前に把握することが大切です。

この記事では、v28・v29で確認したい主な変更点と、アップグレードに向けた準備の観点をまとめます。リリース前の情報は変更される可能性があるため、実際の適用前にはMicrosoftの最新の公式情報もご確認ください。

Business Central v28の業務機能確認から、SOAP・ODataの棚卸しとAPI移行、Sandbox検証を経てv29へ進む準備の流れ
v28の機能確認と並行して連携を棚卸しし、Sandboxで検証してから次のバージョンへの適用を判断します。

v28では業務機能や承認の選択肢が拡充

v28の主な変更として品質管理機能、仕訳帳などの承認ワークフロー、AIエージェントのタスク確認機能が紹介されています。品質検査や承認をBusiness Central上で扱う場合は、現在の業務手順と照らし合わせ、設定や権限を含めて検証するとよいでしょう。

一方で、従来のExcelレポートやAPIの一部に変更・廃止があるとされています。利用中の帳票や連携が対象かを確認し、代替するレポートやAPIへの移行が必要かを整理してください。

v29に向けてSOAP・OData連携を棚卸し

v29でSOAP Webサービスの削除が予定され、さらに後続バージョンではページをWebサービスとして公開するODataの方式にも変更が予定されていると説明されています。SOAPやODataを使う外部システム、帳票、Power BI・Microsoft Fabricのデータ連携がないか、まず利用状況を調べることが重要です。

移行先として、REST API(APIページ/APIクエリ)が推奨されています。連携先ごとに対象データ、認証方式、更新頻度、エラー時の処理を確認し、余裕を持って移行とテストを進めましょう。具体的な廃止時期や対象範囲は、必ず最新のMicrosoft公式情報で確認してください。

本番適用前に既存SandboxでUATを実施

標準環境だけでの確認では、拡張機能や実データに起因する問題を見落とす可能性があります。可能な限り本番に近いデータと拡張機能を含むSandboxで、次の点をテストしてください。

Business CentralのSandbox UATで確認する業務フロー、外部連携・帳票、性能の3つのチェック領域
業務フロー、連携・帳票、処理性能の観点からテストシナリオを用意しましょう。

テスト結果や課題を記録し、修正後に再テストすることで、本番更新時のリスクを抑えやすくなります。

計画的な確認が安定したアップグレードにつながる

バージョンアップ準備では、更新内容の把握に加えて、連携の棚卸し、代替機能の選定、Sandboxでの受入テストを段階的に進めることがポイントです。特にWebサービスを利用している場合は、連携先の洗い出しを早めに始めましょう。

Business Centralのバージョンアップや既存システムへの影響についてのご相談は、お問い合わせページよりご連絡ください。

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